2015-01-01から1年間の記事一覧

港町パントマイム

誕生日にちょっと奮発をして、ギャザースカートを買った。 インドのカディに手描きのポルカドット。 を、着て出かけた雨夜の港町。 雨やけど、おニューを着てでかけるおバカは自覚済み。 念願の北京一さんのパントマイム。 すっかりはまり込んだ。 ’進化‘と…

こんな夜な夜な

あなたにとって わたしはもう 記憶の一部でしかないー♪なんて鼻歌交じりで 立ち寄りしは、梅田ルクアの蔦屋さん。 二度目はないかと思っていたのだけれど 気まぐれで、ふらりとね。 帰りがたくてね。 開店してしばらくが経った平日の夜は 案外、落ちつけたの…

日々雑記。

○或る日ー。連日、看取りがあった。 エンゼルケアをさせていただいて 終わった瞬間、ご家族共に息を飲んだ。 この表情は、なんというんだろうか。 雲一つない秋の空みたく、抜けた感じ。 よどみはなく カラダやあらゆる機能を存分に使い切り 魂が脱けた そん…

他人の時間

『ていねい。 そして心を込める。 それで自分は幸せ、これで正しいと納得してしまうのは注意すべ き落とし穴のようなものだ。 できれば、もう一歩先まで心わ働かせること。 すなわち なぜ、ていねいにしたいのか なぜ、心を込めたいのか 』 松浦弥太郎さん …

フイチンさん。

映画を観るには時間があり 本屋に立ち寄る。 あらー。 何かしらー。 高野文子さんの新作?と、一瞬思ったけど、違った。 帯の文句にも後押しされ ちょっと張り込んじゃったもんね。フイチンさん 復刻愛蔵版 上 (ビッグコミックススペシャル)作者: 上田としこ…

黄昏時に、神々のたそがれ。

うわー。 なんじゃ、こりゃー。 えらいもん観てもうたでー。 その後観たドラン監督だって決して悪くなかった。 年の割に、奥行きも感じたのだ。 しかしながら。 うわー。 もっぺん、観にいかなあかんわ、これ。 ’神々のたそがれ‘瞬間瞬間の密度が濃ゆすぎる…

味わう文章。

先日出会った、橋口幸子さんのエッセイ。 こんな出会いはほんまに至福。 近所にあったらいいのになー。 →https://m.facebook.com/worldendsgarden こちらは、店主さんがすすめてくれたので早速取り寄せた。珈琲とエクレアと詩人 スケッチ・北村太郎作者: 橋…

ささやかな循環

ここ数年は、モノはあまり増やさずにいる。 でも、やはり素敵な出会いはあるし、大切にしたいから。 増やしたかったら、減らす。 足し算、引き算。 身の丈に合った循環は 思いがけず始まったワンルーム暮らしのおかげ。 しかし、うーむ。 本が棚からはみ出て…

yet

毎週、誰かが旅立っていく。出会ってから何週間。 その人がどんな人生を歩んで来たのか。 どんなことを愛したのか。 昨日まで感じた息づかいとか。 皮膚の感触、 言葉、 音。 話せなくても、脈の鼓動や肺の音が物語る。 血圧の音がこんなにも人生を語るとは…

シネマセット

『抱擁』 『あん』 『アラヤシキの住人たち』 『日本の保健婦さん』 目を閉じれば、いいシーンの数々。 今日もありがとう、網膜。 しかしながら 私の日記には 七藝→ 美味しいラーメン屋さん発見 それにしても、長くて変な店名。 私の海馬では無理。 アサリラ…

突然に、やってくる。

羽田空港近くに船の形をした博物館が、あった と、記憶している。 空港近くの土地に漂う空気 昼間から飲んだ時の感じ漂う港にそれは、あった と、記憶している。 当時、切手収集に夢中だった。 売店で外国の古切手を買ってもらった。 円ではなく、不思議な単…

シネマは、いいのだわ。

チケットを買う 整理券をポケットに近くの喫茶店に滑り込む 半端な時間なら次回のチラシを眺める 闇 ひざ掛けをして缶ビールを飲む 散り散りとなる帰り道 ナイトシネマもいいし、休日の二本立てもいい うーん。 全てをひっくるてシネマはいいのだわ。 潜水艦…

日々。

或る日。 その人のお腹はガンが悪さをしてパンパンだ。 「おとーさん。今日はどない?」 「うん。最高!」 「最高かー」 「いつもおかーちゃんがいてくれるし、こうやって毎日カンゴフさんが来てくれる」 そうして、笑う。 私も、笑う。 出会って二カ月。 寝…

月映とコーヒーと

お。 これは、年末年始のご褒美かしらん。 とん、ととん、と可愛く並ぶ『休』の文字。 早朝出発…。 いや、いや。 やはり夜出発でしょう。 ということで いつもの如く はい、和歌山到着。 テクテク歩き、まずは井出商店でズズッと一杯。 はー、シアワセ。 そ…