yet

毎週、誰かが旅立っていく。

出会ってから何週間。


その人がどんな人生を歩んで来たのか。
どんなことを愛したのか。
昨日まで感じた息づかいとか。
皮膚の感触、
言葉、
音。


話せなくても、脈の鼓動や肺の音が物語る。
血圧の音がこんなにも人生を語るとは。


在宅で働かなかったら
ここに来なかったら
分からなかった。


十分に受け止めるだけの器がないことは百も承知。


私はこの仕事をしていていいんだろうか。


毎日、迷うし、揺れる。


中々、眠れない夜もある。


でも、何だか、次の日も同じ時間のバスに揺られて職場に向かう。


そんな日も
そんな日々も


今ならあってもいいのかもと思うようになった。


https://m.youtube.com/watch?v=xIsAQQ7jBJE
疲れてクタクタでしたが。
やはり思いきって出かけた。


カラダ中に響く音が
自分の中の記憶とか思いとかに共鳴する。


あー
私って、器なんだなあ。


同い年のミトさんが大感激のオリックス劇場


出かけて良かったなー。