インドみたいだ。

今朝、人が行き倒れていた。


人が行き交う、勤務先の駐輪場の片隅に。


おじさんの顔、いい顔をしていた。
良かったのか、分からんけど、苦しんだ感じはなかった。


クリニックの先生が死亡確認をしてくれた。


訪問から帰ったら、そこには自転車が置いてあった。
そんなこと、まるで何もなかったみたいに。


思わず心で手を合わせ、立ち尽くした。


この街は、行き倒れ、喧嘩の殺傷が日常茶飯事。
人情深い一面もある。


きっとそういうことは表裏一体なんだろう。
生きること、死ぬことみたいに。


なんか、インドみたいに混沌とした街だ。
でも、そういうことなんだろう、生きるって。


大層なことでも
軽々しいことでもなくて


Long Good- bye

Long Good- bye

マキさん、やっぱり、カッコいいよなあ。


今の看取りの仕事も続けながら

浅川さんや真理子さんを聴きながら
本が読め
コーヒーが飲めて
ぼんやりできる

夜光虫みたいな場所を


なーんて、ぼんやり考える今日この頃。