それぞれの形。
「待たずに待っていますね」
いつからか、口癖になっている。
いつからだっけなあ。
久しぶりに、真理子さんの歌を聴いて思い出しました。
お気に入りの一曲でもあります。
そうそう。
この中の、フレーズでした。
わくわくし、じっとできないくらい待ちわびて、待つ。
待たずに、待つ。
イライラして、待つ。
きっと他にもある待つ、という形。
そして、それはその人の愛の形でもあるのかな、と。
ふと思ってみたり。
私はもともと「生き急ぐ」ような部分があるから、前者に近い部分も大いに。
でも。
できるだけ。
「待たずに待つ」姿勢で在りたいなあと思う今日この頃でゴザイマス。
なので。意識的に。
ふい、と。
自分に言い聞かせるように。
この言葉を発してみたりしているのかもしれません。
- 作者: 池辺葵
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/03/13
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全2巻で完結されたそうで。
淋しいような。
納得したような。
こんな喫茶店、近くにあったら、入り浸ってるんだろうな。
「私は自分の毎日をちゃんと楽しんでますわ」
と、主人公の店主が語る場面があるのすが(2巻の最後のほうでしたか)。
「待たずに待つ」という、ひとつの深い愛の形がこういうことなのかな、と。
やはり、池辺さんの作品、好きですね。