やっぱり、これです。

日差しが強くなってきました。


イイダ傘の日傘も憧れではありますが。


私は、帽子派です。


私の愛用しているのは、麦わら帽子。


1代目は、クタクタのやわらかいもの。
2代目は、しっかりした貼りのある素材で黒のリボンがきいたもの。
同色のリボンで縁取りもされていて、それはそれは愛らしい。


もちろん。
どちらも、しっかり現役です。


どちらも、大切な友人がプレゼントしてくれたもの。


もうずいぶん前ですが。

夏の暑いある日。


ひょいっと私に、それをのせて。


女性の作家さんが丁寧に作っているものなのだ。
きっと、ぴったりだよ、と。


彼がどこで見つけてくきたのかは今も謎ですが・・・。


頭囲をはかったわけでもなかったのに。
でも、それは不思議にフィットした。
それは、本当に不思議なくらいに。


私これをかぶって生まれてきたのだっけ、と思うような。


えぜこでは、私はいつも頭巾をかぶっていました。


初代と、2代目(こちらはお客様からのプレゼントでした)がありますが。


初代を。
どこで買い求めたのか。
はっきりとは覚えていませんが。
不思議なことに、その麦わら帽子の作家さんのものでした。



静かに、熱く感動したのを覚えています。


彼女の作る帽子は、大人のおしゃれ、というか。
心地よさもそうなのですが、凛とした品もあるように思います。
丁寧に作られたものは、本当にいつまでたっても色あせることはないのですね。


帽子が苦手な方も、ついついかぶってしまうのかしら、と。
ベルレッタの帽子にも、相通じるものがあるよう感じます。


今年は。
去年もらった2代目の麦わら帽子をもう少しやわらかく育てたく。
暇さえられば、それをかぶっている次第です。


季節季節の愉しみというのは。
こういうささやかなところにあるのでしょうね。



平岡あゆみさんHP→http://homepage3.nifty.com/poise/
京都なら、恵分社でも買い求めることができるようです。
いつかお会いしてみたいなあ、と。

余談ですが、今日のグーグルのタイトルもいいですねえ。