ものの３分で。

快晴とはいえ。

寒空の下、待つこと４０分。

「あら」
「まあ」
「●○さん、腰はどう？」
なんて会話が、あちらこちらで。

田んぼのあぜみちをてくてく、と。
小高い丘には、住職さんのおられない小さなお寺。
風と。
やわらかい日ざしが、差し込む。

そこに、大日如来さまは、こじんまりといらっしゃる。
住職さんのかわりに、周辺に住む６人のおばあさんに守られている小さなお寺。

今日は、餅巻きの日。

餅巻きも担う６人のうちのお一人。

「鳥取砂丘」をしっぽりと歌い上げる肝っ玉のすわったキュートな方とお知り合いになり。

これも、大日さまのご縁かな。

ということで。
ビニール袋をもって、新参ものですが参戦。

もうみなさん手慣れたもので。
座る場所も定位置がある様子。
しっかりお座布団をしきつめ。
スタンバイは万全。
ビニール袋や大きなかごの人もいる。

私たちは４０分の待機時間。
それ以前からまっている人もいる。

そして、幾度となく再生される冒頭の会話。

3時きっかり。
しばしお経を唱えたのち。

巻かれる、巻かれる。

しかし、終わってみたら。
ものの３分。

あごや、メガネや、頭にぶつかりながら。
手にした紅白のお餅。

帰ってみんなで食べたら。
ぽーっくり、と。

それはそれは甘くて、香ばしい、。

今年１年、健やかでいられますよう。

サトウの切り餅 よかもち 1kg

買うなら、やはりサトウなのでしょうか。
越後製菓も、ございます。