ぎゅううっと。
寒風ふきすさぶ中。
今日は電車に揺られ遠足に。
久しぶりに和美さん(注:愛すべき我が母)とのお出かけ。
目指すは、八尾。
そうです。
『ダイドコ帖』さんです。(HP→http://daidokocyo.exblog.jp/)
何せ8席しかないお店。
「予約して〜」と朝からせがむ和美さん。
を、ふりきり。
「だめ。驚かせたいから」
ということで。
開店時間に合わせ歩きました、ずんずんと。
もちろん。
靴ひもが、しゃーしゃーゆうてましたけど。
玄関には、大好きな蝋梅.
大きなガラス越しにみえるはみゆきちゃん。
きょとーんと。
そのあとはじけあう笑顔。
引き戸を開けて。
ペレットストーブがあたたかく迎えてくれました。
思わず涙が出そうになりましたが。
ぐっとこらえて。
再会を喜び合う。
ああ〜。
会いたかった!
今日は、水菜とお揚げさんがはさんだベーグル、冬人参のスープ。
もちろん、大好きなレモンマーマレードのヨーグルトも。
和美さんは喜々としている。
良かった。
連れてこれて。
そして、無事に座れて。
きたむらご夫妻に会うと。
なぜか、アルコールが欲しくなる。
なぜだろう。
ということで、自家製なつめ酒を辻さんのグラスでちびちび、と。
ご夫妻と会話したり。
愉しい本棚を物色してみたり。
そこで見つけた本。
- 作者: なかむらるみ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/12/07
- メディア: 単行本
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ナイスです。
その、本に載っているおじさんが営むコーヒー屋さんが近所にある、と。
コーヒー好きなら知る人ぞ知る。
『ザ・ミュンヒ』
たしか、珈琲や『たなか』(ブログ→http://tanacafe.exblog.jp/)のマスターにも聞いたことが…。
ということで。
かなりお名残りおしゅうございましたが、これも何かのご縁。
一路目指してみることに。
遠目でも目立つ黄色い建物に、「コーヒーだけの店」と(笑)。
和美さんと緊張気味に入ります。
そこからは…。
もう。
なんといいますか。
この感動を。
この感情を。
伝える語彙がこの世に存在しないのです。
もう。
なんといいますか。
珈琲も。
マスターも。
お店も。
何もかもが、仙人のように卓越した存在。
スプーン一匙分のコーヒーが1500円。
それだけ言うと、なんのことだか、ですよね。
お店のメニュー。
若かりし頃のマスターのブロマイド。
関西テレビのアンカーのキャスター、山本さんのへんな人形
(なんでも、明日の夕方放映されるそうで、午前中に取材があったそう。記念品にくれたのをなぜかいた だいた)。
これらは入店していきなり、マスターにいただいたもの。
それだけ書くと。
というか。
これらのものを今、目の前にずらりと並べていますが。
珈琲を飲んでいる間にずうっと歌ってくれた自作のポエム。
古めかしい占いの本でしてくれた相性占い。
博物館級のマイセンの器。
店内に飾ってある、世界に5台しかないというバイク。
私の今日1日、一体何があったのだ。
ちょっと思考がラビリンス。
明日、自分に何かあったとしても、今日の1日で足れり。
もう。
ぎゅうううっと。
エッセンス、エッセンス。
言うなればそんな感動です。
いろいろな意味でシゲキテキな八尾の1日でございました。
みなさんも、ぜひ。
レッツ・ハイキング、八尾。
※マスターにもたくさんのシャッターチャンスをいただき撮影しましたが、パソコン環境の事情により
現在、写真が載せられません。ごめんなさい、田中さん(ミュンヒのマスター)。