クウネルは、やはり、いい。

母との渡仏はツアーでしたが。
2日目の夜はゴハンが自由で。
またまたクウネルの出番。
パリ特集で気になっていた人の店に。


メトロに乗るのも一苦労。
母は、タクシーで、と言っていたけど。
せっかくだからとメトロにしてもらう。


ガイドブック片手に券売機で買ったメトロの切符。
しかし。
磁器の加減か、何度やっても通れない。
その旨を受付で伝えるが(つたない英語と怪しげな仏語で)「NON!」。
仕方がないので、もう一度買いなおして。
やっと通過。


駅で降りても、当然なから方向がさっぱりわからず。
これまた怪しげなコトバで、数人に道を尋ね。
最後に尋ねたおじさんが手をひっぱって連れて行ってくれて。


パリの夕食は開始が遅い。
そこも20時から、だった。
着いたときは母と2人だけだったけど。
あっという間に地元の人で満員!

隣の人とぶつかるほどの距離だっだけど。
とてもイココチが良く。
お客さまもとてもいい表情で食事を楽しんでいた。
母も、とてもいい顔だった。

両隣のお客さまは親日で。
メルシーは京都では『おおきに』ってゆうのです。
などと、言いながら。


ワインはすべてオーガニック。
素朴な力のある味だった。
写真で一目ぼれしていたじゃがいものピュレも、とても美味しかった。
店主さんも、店員さんも感じよく。
忙しいのに、一緒に写真まで撮ってくれた。


星のあるレストランでの食事もよいけれど。
こういう地元の人に愛されている空気のあるお店が、好きだ。
えぜこもこう、ありたい。
やっぱり、そこに戻るのだけど。


で。
やっぱり、クウネルの取材力に脱帽。
キッシュ屋さんも、本当にいいお店だったから。
改めて、惚れ直した雑誌。



ku:nel (クウネル) 2010年 01月号 [雑誌]

ku:nel (クウネル) 2010年 01月号 [雑誌]

この表紙のおじさんのワイン屋さんも、きっといいお店だろう。