嬉しいプレゼント。

冬ごもり前のある日。
あるお客さまが去り際にプレゼントをくださった。
「これ、えぜこさんのイメージにぴったりなので。ぜひ」、と。


見ると、一枚の映画のチケット。


「へえ。食堂かたつむりが映画になるんだなあ」、と。
それから、しばらくして。
「イメージがぴったり!?」、と。


「決して、主演の柴崎コウに似てるとかじゃあないだろう」
と、ある人から鋭いツッコミを。
もちろん、そうだけど。
そうは思ってもクチに出されると、なんだか腹が立つのはなぜ、か。


主人公のようにステキなお料理を次々に…とはいきませんが。
素直に嬉しく感動。


感動して大事にしまい込んでいた。
うっかり、終わってしまったら、いけない。


来週、必ず、行くのだ。



ちょうど、去年の工事中の様子。
カウンターによりかかり。
まだ見ぬお客さまを勝手に妄想してはにんまり。
初心を忘れないように。