大阪散歩 その3

ふいに、ぽっかり時間ができた午後。


ふーむ。
図書館は休み。


うーむ。
部屋で引きこもるのもなあ…。


前出の先輩の言葉を思い出す。


「外に出なあかんよ〜」


いっちょ、感情を揺さぶってもらおうか!

http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2013/kawarikabuto.html
出かけました。


いやー。
平日だけど、大盛況。


兜はもちろん、鐔や目貫などのパーツ。

いやー。
凄いんだなあ、これが!


「もし、私にあげようと言われたら何を貰うか」


バカバカしいのだが。
展覧会の折、いつもこんな妄想で遊ぶ。


今回は、パーツも沢山あり、選ぶのに苦労?した。
ユウに2時間は遊んだ。


目貫部門は、ムカデのにした。
「これって、一番いらなーい」とは、若いカップル。
そうかなあ…。素敵だけどなあ。


図縁は、山椒の図柄のを。
これは、ほんとに素晴らしかった!
実が弾ける、弾けそうな感じがリアル。
しかし、軽薄でなく、品がある。
持ち帰りたかった、心底。
この山椒だけで、30分は遊んだ。


兜は、熊頭のと、熊毛のと。
熊毛のは秀吉さんが政宗さんにプレゼントしたらしい。
これが、なかなか奇抜でかっこいい。
ちょっと被りたかったなあ、これ。
案外、街中でもいけそうな気がする。
あったかそうだし。


熊頭は、間が抜けた感じ。
江戸に入ると武士も戦闘意識が途端に薄い。



鐔は、七宝焼きのぶどう柄かなあ。
鳥居のも良かったけど。


「ねえ、ツバゼリアイするならどれでする?」
中年夫婦がガラスケースを鼻息で曇らせ、真剣に悩んでいた。


つい、私もそのお題で真剣に悩んでしまった。


いやー。
歴博、愉しい。