機会が、きた?
日がな一日、思っているわけではなかった。
でも、ちょっと興味はあったんだなあ。
銀マン(※注)の隣の住んでいた友人。
「なみお、当った」
と、ある日、当選したカレンダーを取りに、はるばるLマガ編集部まで出かけて行った。
帰ってから、それはそれは嬉しそうに見せてくれた彼女の横顔。
“文楽カレンダー”。
武家の娘のような空気を纏う彼女は、それを乱すことなく、静かに高揚していた。
機会があったら、ぜひにと思っていたけど。
当然といえば当然。
そんな機会にもめぐりあうわけもなく。
でも、ちょっと、行ってみようかな、と。
ネットで公演情報を見たりしている、今日この頃です。
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この作家さんも、気にはなっていましたが、読んだことはなかった。
これは、機会がめぐってきたのでしょうか。
注:銀座マンションの略。
学生時代に住んでいた家賃2万のレディースマンション。