なつかしの。

今日は美術館に行くのがお好きだというお客さまとお話を。
お話しているうちに、ムクムクとまた衝動が。


昔はあちらこちら、興味ある展覧会のたびに出かけた。
去年、東京はサントリーミュージアム鳥獣戯画展に思い切りよく出かけたっきり。
先日は、穂高の美術館に行ったのだが、本当に久しぶりだった。

学生の頃から、思い立ってはあちこちに出かけた。
それだけのために夜行バスに乗ったり。
この辺ではもっぱら、大山崎山荘。
お庭や喫茶室のあるテラスでぼーっとしたりレポートを考えるのが常だった。
たまに、サントリーの工場見学に参加してウイスキーを飲んで帰ったり・・・。
キレイなお姉さんが作ってくれる水割りが、また美味しいのだった。



最近は、常設をコロコロと入れ替える美術館も多い。
が、個人的には、さみしい。
「あの作品に会いたい!」と思ってでかけてきたら、彼の地へ巡回中とか。
最近は仏像まであちこちに出稼ぎに出ているようだ。

作品はその場の空気とか、建物の感じとかもすべて含めてのもの、だと思う。
よく、旅先で何かを食べて美味しかったので持ち帰ってきて食べたけど、なんかいまひとつ。
みたいな。



それはさておき。
涼しくなったら、久しぶりに行こうかな、大山崎



初期の作品が好きだったのだけれど。

舟越桂 夏の邸宅

舟越桂 夏の邸宅