えぜこ的、可否道。
普段はもっぱらコーヒー党だ。
学生時代はまったく飲めなかった(なんだか飲むと眠くなるのだった)のだが、ツレの影響で飲むようになり、いまでは日に2杯は淹れて飲む。
おいしいと評判の豆を購入しては、飲んできた。
でも、結局この一杯に戻る。というコーヒーがある。
えぜこで提供させていただく『珈琲屋 たなか』のマスターが焙煎するブレンド。
マスターが堅田に開店まもなく、たまたまドライブ途中に見つけてふらっと入った。かれこれ7年くらいのお付き合い。
マスターはサイフォンで淹れるのだが、その動作も見ていて惚れ惚れする。それを見たくてカウンターに座る。
それまでコーヒーはミルクと砂糖を無条件にいれて飲んでいたが、「まずは何も入れずにどうぞ」と言われて飲んだ。ぶるぶるっときた。
コーヒー豆は果実なのだったとしみじみ思う。
マスターのようにサイフォンで淹れることはできないし、コーヒーについての知識も豊富ではありませんが、注文をお聞きしてからドリップ。
まずは何も入れずにどうぞ。
↓獅子文六っていいと思いませんか。