きたきた〜

さあさあ、きましたね〜。


何が、って?


私が、野菜の中で一番好きなもの。


ゴーヤ、です。


今年は可愛らしい切手にもなりましたゴーヤ。

あちこちに、買いに走りました。

切手の脇の部分までもが愛らしい。

ナイス、郵便局。


この季節に、毎日といっていいほど食べています。


以前、えぜこを営みし折

畑をお借りしていまして。


喜々として、

宇治橋商店街の上にある種と苗屋さん(ここはとてもいいです)でゴーヤの苗を仕入れ。

どれだけ、実がなるのかも分からず植えましたらば。


先の、種と苗屋さんを教えてくださった気のいい畑の先輩のおじさんが、

「姉ちゃん、ゴーヤ、そんなに植えたらえらいことやで〜」

と。


「いやあ〜。私、ゴーヤ、好きだから、大丈夫さ〜」

なーんて、沖縄風にのんびり言うてましたら。


あれよあれよ、で。

毎日、毎日、たわわ、たわわ。


「いいなあ〜」

「あれ、なあに?」

という通りすがりのちびっこや人たちにもいでもらったり。


「でも、これってどうやって食べるんですか。苦いでしょう?主人と子どもは嫌いなんです」


など、というご質問などにはいろいろとお話。


「まあ。ゴーヤって案外、敬遠されがちなのだなあ」

と、改めてびっくりしました。


かくいう、私も

転勤族の父のおかげで、九州に住まいました折に出会いましたが。


苦みを抑える方法などをや、チャンプルーのほか、

糠漬け、ピクルス、肉詰め、おひたし(えぜこでも好評でした)、ジュース…などのレシピに花を咲かせ。



「種も、ワタも食べれるんだよ」

「本土の人は、なんで、ここを捨てるんかな〜」

と、知人や島で教わってからは、


ワタはお味噌汁にいれたり

種も一緒にそのままかき揚げにしたり。


種は独特の風味があり、固いのですが。

個人的には、ワタと種の部分、好きですね。


捨てるとこもほとんどない、ゴーヤ。


育てて涼やかなカーテンになるだけでなく、そのもの自体がエコロジー


素晴らしい。


今年は、作れませんでしたが


ピンピンとハリツヤのいい濃ゆい緑のゴーヤを店先で見かけると、つい、手が。


「ねえ、買うて、買うて〜。私、いい感じでしょう〜」


という、声が聞こえてくるんですねえ。


ああ。

そんなに、見つめないで。

「にがい」がうまい―まるごとあじわうゴーヤーの本 食べ方と育て方

「にがい」がうまい―まるごとあじわうゴーヤーの本 食べ方と育て方

えぜこの本棚に置いてたんですけど。

いつのまにか、いなくなっていた本。


活用してくださっていたら、何よりです。


追記:今日のグーグル、オリンピックな感じです。