ありがたく。
しとしと。
かと、思ったら。
ざーざー。
うーむ、やっぱり梅雨であったか。
なんだか肌寒いわあ、と。
仕込みをしつつ、ラジオからは「明日は夏の暑さ」と。
ほんまいかいな。
明日からのラスト3日間を前に、余計な力みが。
これはいかん、と。
オヤスミしていた二胡教室に出かける。
草原をわたる風のように涼やかな先生のもと、ひたすら没頭。
こういう時間を最近忘れていたような。
その後は、いつもの『月と六ペンス』さんでヒトヤスミ。
ああ。
ここは本当に落ちつく。
夕餉は、枚方は星が丘の園長先生といくたさんで一献。
染め物屋のひろみちゃんのつてでお知り合いになれた。
何かを返そうとすることをしなくてよい。
ありがたい、と。
ただ、それを感じるだけでいい。
先生特有のしゃべり方と空気も手伝い、ちょっと楽になった。
朝起きて。
予約表をみる。
お馴染さんの顔を思い浮かべ。
ただひたすらケーキを焼いた。
途中で、ポストからことん、と音がして。
おなじみさんが小さいレモンをひとつ入れてってくれたのでした。
それも、もれなくケーキに。
名づけて、青春ケーキ。
そんなやさしくてあたたかな時間。
最後の最後までもたせていただけるありがたさ、です。
父が丹精をこめてくれたアジサイ。
私は、白いアナベルが好きなのです。
間に合うとよいのですが。
一足先にお向かいの今村酒店で花開いてます。
父が差し木したものですが。
さすがは、緑の手・ヨーコさん