丁寧は共通。

さて。
少し、仮眠をとりつつ、と思いきや。
ガス屋さんが来てくださり、新しいオーブンを取り付けてくれる。
そうだった、今日だったんだ。

ぴかぴかのオーブンさん。
名前は…。
やっぱり。
桃子。
桃子にしよう。
2代目襲名。
明日、早速試作してみよう。
そうしよう。


パリの自由時間にはキッシュを食べに。
クウネルのパリ特集を読んで、どうしても食べに行きたい店があり。
メトロを乗り継ぎ、母とてくてく、と。
リュクサンブール公園近くに、そのお店はある。
緑色のひさしのちいさなお店。
2階の席に座ったとたんに、イココチのよさがじわじわっ、と。
ここなら独りでも楽しめるなあ、と。


キッシュというと、ときたま、ギトギトなものも、ある。
でも、ここのはとても優しい味だった。
私はキッシュ・ロレーヌを食べましたが。
よけいな油もきちんときってあって。
アパレイユも絶妙なバランス!
こんなキッシュが食べたかったのだ。


丁寧ということは、どこの国に行っても同じに大事なのだな。


食べている最中に雑誌で拝見した店主さんが登場。
笑顔のとてもステキな人でした。
店員さんもあたたかく。


また、ゼッタイ行く、と思った。

そういうことで。
2代目桃子さんの襲名披露試作品はキッシュ、にしよう。